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円高の底は?~ドル円編~ [FX総合]

現在、1ドル97円後半近辺ですが、ネットやブログを見てると1ドル50円になるとかならないとか。
ポジションを持っている状態で急激にレートが変動すると判断が鈍り、思いもよらない行動に走ったりします。私自身、過去にナンピンしたり、両建てしたりして何度も強制ロスカットに遭いました。
冷静になることが必要なのですが難しいです。このような場合は自分で考え、分析することが必要だと思います。

例として、ある期間の平均レートを軸として最大値と平均との距離が平均より同じ距離分の近辺に最小値が存在すると仮定した場合、円高の目処が算出されます。

つまり、ある期間において
最大レート値-平均レート値≒平均レート-最小レート値
となるのではないかということです。
具体的には、ある期間の平均レート値が100円でその期間の最大レート値が110円だった場合、最小レート値が90円近辺に存在することになるのではないかということです。

usdjpy_ave_max_min.PNG
これらは75年,80年,85年,90年,95年,00年,05年から現在までのUSDJPYの平均レート・最大/最小レートをまとめたものです。
75年,80年,85年のレート表は最大レートが大きすぎるため上記をあてはめようとすると、1ドル10円とかになってしまい、現実的ではありません。
注目すべきは90年の項目で平均レートが116.76あたりで、
最大レート値-平均レート値が43.13・・・
平均レート-最小レート値が36.07・・・
となっており、最低レートである80.68より下方へ(円高方向へ)向かう余地があるという見方ができます。そこで算出された円高の底のレートは
1ドル73.6295円
でした。

参考:90年〜現在までのUSDJPYのInterBankレート

95年、00年は偶然的にも平均レートが最大レート/最小レートのほぼ中間に位置しています。

安易な発想による分析なので参考にならないかもしれません。採用する期間によって値が変動することもありますので。

大切なのは
・情報に踊らされないこと。1ドルxx円がどのような方法で導かれたのかを理解し、採用するのか判断すること。
・もし、上記で採用したレートになった場合にどのような行動をとるのかあらかじめ決めておくこと。(ポジションの一部決済・全部決済など)
だと思います。
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